hwb work diary 2009.3

3/30
つまみや取手は、作りながら考えることが多い。


使い勝手や形は、実際に形と行動で判断するのが一番わかりやすく、いいものができるからだ。

細かい細工になるが、大切な部分であるので、いいかげんにはしたくない。
もうすぐ納品できそうである。



3/22
木という素材の魅力は奥が深く、知れば知る程、再発見していくこと有る。たぶんそれは、作り手の僕自身の意識で、どう感じるかという感度が重要で、その時ベストのものを常に、発揮しようとしている。

考えることと感じる事、そして手を動かし物を作ること、そうやって作られていくものは幸せである。



3/15
春よ来い。はやく来い。そんな気分である。
今日は天気がとてもよく穏やかな日だ。
明日も天気に恵まれそうだし、出かける予定があるので、ラッキーである。

暖かくなってきたからか、来店される方も多く、僕としては、忙しくも春のお店を楽しんでいる。土曜日、日曜日はパソコン仕事をしながら接客しながらとお店にいるのっで、平日の職人仕事とはメリハリのついた仕事を楽しんでいる。

楽しみながら仕事をすることが、なによりですね。

画像は、納品前の小さめの家具たちである。



3/13
今日はいいことがあった。ある意味記念だ。
円卓の納品に行けず、残念であった。空間との関係には自信があるので、どれだけ良くなったかを体で感じたい訳である。


明日は、ワイドチェストの納品である。エレベーターなど採寸してあるので、問題なく搬入できるはずだ。


画像は、厚い板を使ったダイニングテーブルである。とってもシンプルな構造で、天板と脚以外何もない。



3/12

寝室に置いていたチェストを、リビングに移動した。10年使っている家具だから、とても落ち着く。リビングは良くなったが、寝室が寂しくなった。子供部屋から、寝室へと子供チェストを移動したら、寝室は暖かい感じになり、居やすくなった。何もなくなった子供部屋は、とても解放的になり、気持ちまでも自由になった。何もない部屋には、未来を感じたので、希望の部屋だと思った。
家具と空間のかかわりあいは、本当に面白い!
バッチリだとうれしくなる。



3/11
一本脚。
円卓のものであるが、太さなど注意深く探りながら、判断していく。


円卓って家族が囲んでいる感じを想像して欲しい。
それぞれの家庭があり、それぞれの事情があり、比べることはできない。
どの人も、それぞれオンリーワンで、あなたがいることそれだけで、既に奇跡のようなものであるし、それぞれを暖めて大切にしてほしい。
どんな時でも、前を向いて小さな感動を探してほしい。



3/5
ナラ材のチェスト。ステンレスの脚は、ちょっとした工夫をした。
ため息が出てしまうような、いい物ができたなあって思えることが、僕にはとても重要である。
こうやって一つのチェストが出来上がるまで、どれだけの時間を過ごしたか考えると感動する。

そう、感動することが、生きていることなんだ!っと思うんだな。
どんな状況であれ、豊かにいること。
そうしようと思うこと。そうありたいと思っていること。
全部、つながっていて、奇跡すら感じることもある。
気づけないことに、気づけるように、目を開き、耳をすませ、、、、瞬間瞬間を、全身で感じる。そうして家具が出来上がる。なにごとにも、感謝ですね。



3/4
エントランスに置くチェスト。
どこに置いても様になるデザインだと思うが、そのエントランスに合わせて、考えたチェストである。

今回は、木柄を絵のようにこだわった。すべて任せて頂いているからこそ、挑めることである。
きっと今までにない素晴らしい家具になると思う。

最近、実に良い。何がって?
出来上がる家具の存在が、ますます良いのだ。形だけのことではなくって、、。
我ながらすごいとおもっちゃいます。
愛情なしではできません!



3/3
うちの子は、女の子二人ということで、家は女ばばかりである。
「男の人は戦わないといけないから刀を持っているんだよねえ」と上の子が僕に言う。
へんなこと教えてるなあ、、。と恵子に思った。


しばらくお店に出れない状態だけど、楽しくやっております。
上の子は春から幼稚園に通います。本当によくしゃべります。



3/2
取手。
今回は真鍮で作った。なかなか質感も形もよいものになった。
tvshelf である。




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