hwb work diary 2008.3
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3/26
キッチンの取り付けだ。
引き出しのない状態で、収まっていた本体。壁の左官仕事とのからみのために、引き出しは後日(今日)取り付けとなった。
同じ理由で、吊り戸棚も、今日取り付けを行なった。
このキッチンは天板が重かったなあ、、。
天板の迫力を体感したので、その他の枠材や面材も、自然にそれに見合うもので製作した。
今月は、再確認、再認識することが多く、春らしく、再出発できるとても清々しい気持ちでいっぱいである。
改めて、木というものを考える貴重な時間が多い。
物作りのバックボーンの部分でもがくこの日々が、近い将来大きく飛躍するエネルギーの蓄えであるかのように思っている。
3/20
2週間ほど、木作り作業に集中し、各部材が出来あがった。
適した仕上げを施し、パーツを組みたてはじめた。
組み立て作業だけでも、みっちり行なっても一日に3〜4式しか組み立てることしかできない。
一週間ほど、壁組み立て作業を行ない、そして塗装を済ませたら、一旦保管場所へ移動させる。
車への積み降ろし、移動させるだけでも、大掛かりである。
なんとか保管場所が見つかり、作業場を犠牲にすることなく、進めれそうである。
3/15
3月、4月、5月と、ほぼ付ききりになってしまうクルミ材の建築仕事。
そのため、去年からオーダー家具の製作スケジュールを調節してきた。
店内は、納品前の完成した家具が増えている。
納品日まで数ヶ月あるものもあり、既に色身が良くなってきている。
完成した後、こやって数ヶ月静かに保管することは、無垢材の家具にとっては、良いことであるように感じている。
質感も、色身も、木の動きも、全て良い方向にむかう。
3/10
数ヶ月の間、このクルミ材と格闘することになる。
去年から予定していた大きな仕事である。
クルミ材で製作する壁である。建築サイズであるので、作業中の場所の確保に難を要する。
余計なことを考えない様に、静かに向かわなければ、負けてしまうほどのスケールである。
技術というより、むしろ必要なものは、やる気である。
勝ち気でいく。
3/3
がんばります。
3/1
3月です。少しは春らしくなってきたような。家具作りが、少しでもやりやすいようになってほしい。
今、とても忙しく、予定が少しづつ遅れていっている。お客さんには、ご迷惑をかけてしまい申し訳ない。
物を実際に作るということって、人の力にかかっている。
在庫がある訳でもなく、ひとつひとつ、その時々に柔軟に対応しながら、複雑なオーダーメイド家具をゼロから作っていく事。そしてそれを納品し、満足いくような物を届ける。
「永く使う使えるように、愛着を持って頂けるようにと、、、。」
お客さんには、納期のことで予定より遅れてしまいそうで、ご迷惑をかけてしまいそうである。
それでも、一番大切な事は確信している。
納得できる家具を作り、納得してもらえる家具を、そして、これから始まる家具との時間を届ける。
やれるだけやるしかない。そういう事だ。
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