今日は、朝から現場に行ってきた。打ち合わせと採寸だ。現場はよい。実物と照らし合わせながらの打ち合わせは確認がリアルなのでよい。僕が一番活動的になれるのは、いつも現場である。
現場から帰ってくると、ダイニングテーブルとソファの打ち合わせをしたいとお客さんが待っていた。
先日、だいたいの事は聞いていたので、今日は詳細の打ち合わせである。このテーブルとソファは、贈り物となる。
詳しい内様は控えさせてもらうが、その思いはなんだか僕を熱くさせた。
うおーっ。
今日は打ち合わせをする日であったが、少しは製作の方も進めたいので、合間合間でできるように昨日からの段取りをふんだ。
職人に段取りは大切である。
夕方、打ち合わせをしにお客さんが来店。ジャスト。タイミングがピッタリ。段取りどうりの製作の進行具合は、ひじょうにうれしい。ジャストさかげんが、職人としての僕に感動さえ与えてくれる。
段取りを踏み終えた僕は、ゆっくりとじっくりと打ち合わせができる。
そうこうしていると、12チェストを先々月に作らせてもらったお客さんが来店。
自然とニヤニヤ笑みがこぼれる。ミシンを収納するために大きくセミオーダーした引出しの事が気になっていたので、飛びつくように「アイロン、じゃない!ミシン、どうですか?」と僕。
「まだ、入れてないんですよ〜」と。「早く入れてくださいよ〜」と僕は言いながら、ミシンを入れようと試みるも、ためらう後ろ姿が想像でき、笑えてしまった。大事に思ってくれている事は素直にうれしい。家具なので使って本来の目的が果せるので、使ってやって下さいね。イサムノグチの照明を買いに来てくれたお客さん。たぶん今頃、12チェストの上にあかりが点灯している事でしょう。うんうん、似合うんだなこれが。
出会える人は、何故だか素敵な人が多く、話していると幸せになる。感謝である。
そして今日の最後の来店は宇野さん。オープンハウス一日目を終え、帰りによってくれたのだ。宇野さんとはよく話をするが、結局のところ、お互い話す内様以上にリアル派なのだ。その辺のリアルな部分を共感できる人なので僕はナチュラルでいられるので楽である。
明日はオープンハウス最終日だそうだ。 |