おっと、気が付けば6月も終わるではないか。そりゃ、暑いわな。
午前中に宇野さんと樋口建具さんと打ち合わせをする。
コンクリートに柱などが納まり、現場採寸後の最終の打ち合わせである。
2月前から木取り準備ができていたクルミ材に、これでいよいよノコが入る事となる。
細かなサイズは、出来上がった物を採寸するのが一番確実である。だから、採寸できるまで木取りするのはは待っていたのだ。
そして現場にて、建具屋の樋口君が採寸。取り付けまで予測した製作寸法を僕に指事してもらった。
建具屋と家具屋とは微妙に違う。今回製作するのは建具である。でもその建具は無垢の家具屋しか作れない。伝えるのは難しいが、簡単言えばこうである。
出来上がる形は建具であるが、材料からくる工程は無垢の家具の作りである。ポイントなのは扱う材料の違いだ。
で、出来上がってしまうと建具なので、現場での取付けは建具屋の樋口くんが登場する事になる。
そういった段取りだ。
材料の木取りは、スムーズにできる。理由はノコを入れる位置は2ヵ月以上前に想定してあるからだ。材料も吟味してある。
準備は全て整った。これでビックリする程の集中したなめらかな工程を踏んでいける。
よっしゃ! |