hwb work diary |
2005/2 |
2/24 納品終了 | |||||
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2/23 家具の写真の整理 | |||
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2/20 納品前だから。 |
納品前の家具でいっぱいである。ベッド、ソファ、ダイニング、デスク、椅子、下駄箱、アームチェア、チェスト、、、、。考えてみると、全部オーダー注文だ。オリジナルのオーバルテーブルや01チェアやコンフォートソファも注文頂いている。 それまで完成したら、家具だらけだ。 オーダーの家具は、もちろんそれなりに時間をかけて考えてきた物なので、出来上った時はうれしい。 考えた事が間違っていなかったと確信ができる瞬間なので、正直ホットする瞬間でもある。 「良かった良かった、あれだけ考えたんだもん、そりゃ間違いないさ」と思うが、家具が完成するまではワクワクしながらもドキドキしている。 このワクワクとドキドキは、僕の家具作りには必要であり、ないと寂しくなんだかやる気は出ない。 幸い木には全てにクセがあり、僕の気持ちは木を見るたびに高まる一方である。 今週は納品が多くなりそうだ。家具が、そして作る事が好きだから、がんばれる。 納品が終われば、リビングに置くロウテーブル、玄関用の椅子とテーブル、ソファの横に置く木の固まりのようなテーブル、カウンセリングルームのテーブルとアームチェア、待ち合い用のソファ、それから近所にオープンするあんかけスパを出すカフェのテーブルと椅子達、、、。 家具が来るのを楽しみに待ってくれている人がいるから、がんばれるというのもある。 |
2/14 框 |
下駄箱が完成した。オイルを塗ってワックスを施すと木がしっとりし、それで本当に完成となる。 久しぶりに框組み構造で家具を作ったので、改めて家具の構造とデザインをじっくりと考える事ができた。 僕がデザインする家具は、どうしても構造から生まれる形が多い。 それは、無垢材での家具作りではとても大切な事だと考えている。 構造(フレーム)だけでも綺麗な物であるという事は、それ以上の細工は不必要な事だとも考えている。 それ以上の細工をする場合は、それが何らかの意味のある形でないと汗をかいて作る程の気力はでない。 手間をかけたくないのではなく、手間をかける部分を選んでいるという事だ。 例えば、触れた時に感じる「シャン」とした木肌の仕上げ。微妙な感覚ではあるが、手間をかければ、その部分の品が変わってくる。 無垢材を素材にしているんだから、まずは素材の良さを感じれるように努力をする訳だ。 だから、それ以上に飾るような細工は極力しない。 家具はそういうもんでいいような気がする。 |
2/9 質 |
音楽が好きな僕としては、いつかはスピーカーを作りたいと思っている。 僕の好きなスピーカーは、四角い木の箱のタイプである。市販の物で木製箱のものは、無垢材のものはほとんどない。あるにはあるけどエンスー的なものになり、値段もものすごく高価な物になる。 理由は、MDFのような均一な素材の方が、ムラもなく綺麗な音になるからなんだろう。無垢で作っていたら、それこそ大変だ。素人の僕にもなんとなく分かる。 家具と同様に、いつの頃から、木目というものは外側だけの化粧に使われるようになったんだろうなあ、、。 あれでは素材とは言えないな。いっそMDFらしく仕上げていけばいいのに、、、そうはいかないか。 本物のチェリーやウォールナットやカエデの木は、重さも、堅さも違う。 それらの差から、ウォールナットのスピーカーだったり、カエデのスピーカーだったりしたら、、、って考えると、 普段、無垢で箱(家具)を作っている僕としては、「いつか無垢で素晴らしいスピーカー箱を作ってやる」と闘志がわいてくる。 素材の違いから出る影響があってこそ、おもしろい。「だから、ウォールナットなんだ」「だから、チェリーなんだ」ってね。 とにかく僕は無垢材が好きである。中身がある事に、なぜかしらホッとし、そして癒され、安心するのである。 たまに、食べちゃいたくなる。 |
2/7 もうすぐだ | |||
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2/6 オリジナルソファー | |||
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2/5 メープルのダイニング | |||
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2/2 雪だ | ||||
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