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2/27 試験 |
僕の友達が技能専門校木工科の入学試験を受けにいっている。3日間ある。ペーパー試験と面接によって決まる。焼肉いった時、彼は真剣な目で「技術を修得したい」といっていた。焼肉屋で感動させられた。だから、受かってほしい。がんばれ。 |
2/25 お客さん、見学に来る |
今日、午後からお客さんが家具の打ち合わせに来てくれた。去年の展示会にも来てくれた方だ。展示会の時はおいしいパンを頂いた。いろんな意味でこだわっている方で、僕としても興味があったので、ゆっくり話してみたかったのだ。 そんで、打ち合わせに、わざわざ来てくれたので家具以外の話も、いっぱい出来たのですごく、こちらとしても楽しかった。 その、お客さんは今度、家を新築される。の、前に結婚される。だから、今、人生のタイミングポイントな訳で、話しをしていてもすごく真剣な印象を受けた。 だから、楽しかった。 日当りのよさそうなリビングに置く、ダイニングテーブルと椅子をオーダー受けました。家は6月に建つ予定だそうだ。とって置きのチェリー材でテーブルを作る つもりだ。 |
2/24 納品終了 | ||
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2/23 明日は納品 |
明日は納品だ。眼鏡屋さんの作業台一式である。お店は今週いっぱい改装工事をしている。ということは、明日納めなくてはならん。だから、最近夜遅くまで仕事していた。さっき車に積み込みが終わったところだ。明日は午前中雨だそうだ。う〜ん、ついてない。午後からは晴れるらしいってっ。 とにかく、無事に納めたい。 |
2/16 楽しみな仕事 |
友達の家具デザイナーのko-ta君より仕事の依頼あり。飲食店のエントランスの扉の製作である。彼がデザインする。それを僕が製作するのだ。建築事務所からの仕事だそうだ。今迄、僕が製作する物は、だいたい自分でデザインしていた。今回のデザインは彼がするという事だ。そのデザインが楽しみなのだ。イタリアのデザイン事務所に勤めていた彼は、デザイン大好き人間。 いったい、どんな扉ができるのか。と、その前に見積もりが通らんとネ。 |
2/15 作業台 |
今、かかっている仕事は眼鏡屋さんの作業台。作業台といっても、僕がつかっているような立って使うものでなく、座って使うものだ。と、いう事は普通のテーブルなのである。もちろん、サイズなどは、空間に合わせてあるので特注になる。お客さんは、見積もりの段階で、うち以外の内装屋さんと迷っておられた。 でも、うちにお願いしてくれた。工夫して価格的にも、おさえれた。内装設計やってた頃の経験も役に立つものだ。あの頃を思い出してみると、いろんな無駄のある設計をしてたと思う。どうしたら、価格を抑えれるのかもわかんなかった。 でも、今は作るのも自分だし、その点は楽である。 で、その作業台、引き出し付きのボックスに天板をのっけたもので、現場で組み立てる必要がある。で、これも、内装屋にいた頃を思えば何も不安はない。あの頃の現場組み立てといえば、4トントラック数台に、何十台と家具を押し込め、 夜中の高速を職人さん達と現場にむかい、泊まり込みで家具を取り付けに行ったものである。しかも、その家具の多くはでかい。1台を10人で持たなくては、運べない家具もよくあった。エレベーターなんか入らないものもあった。ある会社の会議室に80人は座れるような会議テーブルを運んだ事がある。エレベーターに入らないから(もちろん、ノックダウン組み立て式だから、ばらである)非常階段であげた。8階だった。8人であらゆる角度から家具を持ち、注意をしながら運んだのだ。しかも7往復した。たいていの場合工夫して楽にできるようにするのだが、その時ばかりは、どうしようもなかったのを覚えている。と、その頃をおもえば、なんて事ないのだ。 で、その作業台、お店の改装工事がおわったらすぐに納品である。現場風に言えば、「後付け」である。大工さんやクロス屋さんらの兼合いから「先付け」、「後付け」があるのだ。 例えば、作り付け家具の場合、家具が取り付けられる位置の壁はクロスを貼る必要がない場合がある。その場合、家具を取り付けた後、クロス(壁紙などの化粧材)を家具いっぱいまで貼ってもらえばよいのだ。 クロス代と手間賃が浮くのである。 今回の場合現場に作り付ける訳ではなく、置き式の家具を設置するだけだから、 なにも問題はなさそうだ。 |
2/8 テーブル納品で乾杯 |
今日は、いろんな事があった。午前中は、ダイニングテーブルを納品。午後は工房を見学に職業訓練校の生徒さんがきた。 テーブルの方は、たいへんお客さんが気に入ってくれたので、うれしい。 早速、そのテーブルで、乾杯した。もてなして頂いたのだ。ありがたいです。 午後からは、工房見学にきた学生さん達の素朴な質問に答えた。今年、独立を考えているらしい。でも、この仕事はたいへんですよ!ほんとに、好きだけじゃやれないと思う。作る事もそうだけど、それ以上に、それ以外の事の方がたいへんです。でも、仕事をするたびに、成長できるというか、腕に自信が持てるというか、奥が深い。当たり前だけど、生涯勉強です。たいへんだけど、仕事の後のビールはうまい。あまり飲めない僕でもそう思う。 後は、自分との戦い。だって、せっかくいい技術、持ってても、妥協しちゃったら、しょうがないし、そこら辺は、おおいに自己満足する所だし。でもでも、お客さんあっての職人。自己満足だけで終わらない仕事をしてもらいたいです。 最初は、なんでもチャレンジ。びびったってしょうがない。もう、決めた以上は、おおいに手を振ってすすんで下さい。迷ってると、だめ。怪我するし。 勢いとも違う、地道に謙虚にひたむきに、コツコツと。自分の夢を信じて、そしてその思いが空回りしないように冷静にです。 そして、一番大事なのは、手が職を持っているという事。僕は最近右手の腱鞘炎に悩まされている。軽い痛みだが、影響でかい。昔は、怪我して一人前といわれたそうだが、それは間違い。確かに僕の知っている木工職人は、ほとんどの人が怪我してる。なかには、2本指ない人もいる。「落とした指をくっつけるため、自分のお腹に一時指をくっつけてある」と言って腹の指を見せてくれた人もいた。 怪我だけは、自慢になりません。絶対しちゃだめ。仕事できんくなるよ。 出来上がった家具を見れば、すごく、綺麗です。でも、それが出来る迄、どれだけの労力が必要かは、結局、職人本人しかわからない事だと思うし、そんな事お客さんには、関係ない事かもしれない。だから、怪我して痛い思いするのは自分。そして、家族。だから、怪我だけはしないように、工夫して作業してほしいです。 ダラダラ、たれましたが僕だって、いち職人にすぎんと思ってるし、たいしたもんでもないよ。これからは、ライバルです。ライバルといえるくらいになって下さい。そして、何かの時には、力を貸して下さい。力を合わせれば、おおきな仕事も出来ます。 物は、職人が作るもので、機械が作るんじゃない!っていう信念に乾杯! それでは、がんばって夢をかなえて下さい。 |
2/7 お店、いいな |
今日は、三面鏡ドレッサーを梱包し、出荷をした。それから、次ぎの仕事で使う材料を工場に運び、段取りをすませた。眼鏡屋さんの作業台が次ぎの仕事だ。 椅子の方は出来上がっているので、作業台の箱の製作にとりかかる。 それと、待ち合い用のクッションスツールも納期に間に合わせなくてはいけない。ウールの張り布だ。色はイエロー。作業台に合わせた椅子のクッションも同じイエローの張り布だ。作業台、椅子の木の材質は、ブラックウォールナットだ。濃い茶色の木をイエローのクッションが、ポップな感じにしてくれそうだ。オーナーは北欧風にしたいそうだ。北欧といえば、デンマーク家具。僕の好きな家具が多い。まあ、僕の場合は北欧のさりげなさが好きなのだが、最近は北欧流行で、よく家具をめにする事がある。プロダクト製品なんかも注目されてるし、 あまり、流行ってほしくないが、もう、だめかな。でも、インテリアにみんなの意識がいく事自体は嬉しい事ですね。 それから、今日はビーシック新店舗のプレオープンに御招待してもらい、楽しい一時をすごせた。ありがとうございました。オーナー念願の自分のお店。建築家に建ててもらったらしく、お店はとても感じがよかった。朝は8:00から夜は12:00までの営業で、インテリア、家具、雑貨を販売、飲食ができるカフェは夜にはお酒の飲めるバーになる。今日は、お店で出す予定のお酒と食事を頂いた。 そうそう、僕が気になったのはカフェの正面にある庭だ。話しを聞くと昨日オーナーが自らスコップをもってやったらしく、かっこよいな。 丈夫そうな、バックを発見。よくみれば、ツールバックではないかっ。ツールと聞けば、ほっとけない。財布の中を見ると6千円しかないじゃないの!奥さんに借りようとしたが、3千円しかない、、、。たりん。お祝の花を買ったし、ガソリン入れて来たし、しかも灯油もついでに入れたんだ。それにしても3千円はないだろ、おいっ。なくなく、丈夫そうなツールバックを断念し、帰宅した。 あの、ツールバックに、ノコギリとか鉋とか入れて現場に行きたい。 というか、いつでも持ち歩きたい。 という事で、おめでとうございました。よい、お店になるといいですね。 友達さそって、飲み行きます。ではでは。 |
2/6 プレゼン |
今日は非常勤講師の日だった。3年生の卒業製作をみてきた、そして今日がプレゼンテーションの日だった。製作過程をみてきている僕は、それを評価するにあたって、純粋にみれない。プロセスが大事だと思うし、、、。 今年の3年生は、アイデアがおもしろい。完成度はあまいが、発想として、僕としても、刺激になる事もあった。テーブルに変形する椅子や、天井まである柱状のディスプレー(飾り)棚、成形合板のフレームを持つソファ、アンバランスなんだけど、かわいらしい椅子、どうみても、1人しか座れそうもない、2人がけ椅子、しかもジーンズの布をクッションにつかい、新鮮であった。それから、成形合板の抜き差しのできる背をもつ低座椅子、ちなみにお婆ちゃん用らしい。 今年は、特に合板の木口を見せるデザインがはやった?合板独特のラインを意識したものだ。 その、柔軟な発想を持ち続けてもらいたいものだ。もちろん、自分もそうだが。 |
2/3 それが、一番うれしい瞬間 |
今日、ダイニングテーブルを注文してくれたお客さんが、工場にきた。脚の位置を悩んでいて、実物を見て判断してもらった訳だ。お客さんは、ほぼ完成したテーブルを見て、すごく喜んでくれた。よそう以上に、よかったみたい。 この、瞬間が一番緊張する。イメージ以上に家具をつくりたい。その、判断は、お客さんがする事だ。自己満足でなく、お客さんに満足してもらえた瞬間が一番うれしい。ほんと、よかった。ほっとした、、。 |
2/1 2月だ |
はやいもんだ、気が付きゃ2月ではないか。1月は落ち着いて、オリジナルを考える時間をもてなかったなあ。頭の中で思い描くアイデアは腐る程あるのに、実際形に出来るものは、ほんの数点だろう。去年の展示会で、勉強になった事がある。それを、次ぎのステップに役立てれればと考えている。 ぜひ、今年も展示会を開きたい。日頃の仕事の中で発見した事や頭の中で描いている家具を発表したい。階段を1段1段のぼるように、成長していけたらいい。 だから、今日を精一杯、仕事する訳だ。 |