Pine wood table

「あー綺麗だなあ」と感動したことがつながっていく。目で見える美しさや感じるぬくもりや冷たさが一体になっている。
 目で見るのではなく、
その中に行くように、自分が自然の調和の中の一つになったとき、言葉にはできないものを授かっている。
その授かったモノを「美」とするなら、素直に自分の体だけを動かして「美」の中で走りきればいい。

ただそれだけをすることは簡単なことではないが、できる日もある。


2024.12.10




 





Mandom Chair
作品展までもう数ヶ月しかない、、、。
試行錯誤を続けている。出来上がってきた試作クッションを合わせて、いろいろと考える。試行錯誤が必要なのだ。自分が縫製をする職人でないことに、もどかしさを感じる。中身の羽毛や綿を自由自在に扱い、特別な立体を針と糸を使い作り出す職人であったのなら、、、。

ただいい予感がしている。何度もそういう経験を重ねてきた。言ってみれば当たり前のこと。ぶちあたる壁があってそれを超えたいと思える時は、いい予感が導いてくれている時なのだ。

物というのは、表面と中身が一体になって美しく機能するものだと思っている。それを形にするもしないも予感しだい(笑)。
素材の特性の力を借りながら美しい存在になるといい。美しい椅子を見たい。


2024.11.29




 




存在の力

松の木が工房に届いた。パワーが漲った。
 

計画していた木は全部違っていて何を判断しているのか、なんだか自分でもよくわからない。よくわからない事を 無理やり納得しないだけで時間は無常に過ぎていく。過ぎゆく時間はただ意味なく過ぎるだけでなく、自分の心がいつの間にか答えを見つけているものだ。

作品展を開催する予定だけど、いったいどこの時点の納得で、「納得」すればいいのだ。
作りたいものをまだ出し切れていない。予定している作品づくりを予定したことで邪念が入ることもある。
予定していない気持ちが出てきたりトキメク事柄は常に繊細に動く。衝撃がなければ決断できぬほどの探求。

作品展を開催するまでにはまだ至らない。結局のところ心の内面と向こう側への挑戦なのだ。

2024.11.21




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