私の家具工房では、オリジナル家具とオーダーメイドの家具作りを、ともに得意としてきました。どの家具も、より良くなるように、常に新鮮な気持ちで取り組んで、自らの手でひとつひとつ作り続けています。 オーダーメイドの家具作りは、製作中に深く思考しなくては進めないまさに創作となります。私は23歳の時に、家具工房に弟子入りをしました。その頃は、家具の作り方も何もわからず、世の中にたくさんの個性の家具がある中に、自分のオリジナルと言える家具がひとつも存在していないこと、そして生み出したいのに、どうやっても美しいと納得のできる家具を創造することができず、理想と現実にもがいていました。